蒸れにくい靴は通気性より吸湿性?
靴の中で足が蒸れるとムカついてしまうブログ主です。
で、いろいろ情報を集めたり、レザーソールの靴を買ったりしてみたのですが、どうも靴の中の蒸れには通気性よりも吸湿性の方が有効っぽい気がしてきました。
というのも、そもそも靴の通気性が良いって言ってもどのくらい? というのは、正直良くわかってなかったんですよ。
家にある外側がメッシュっぽい素材の靴に手を突っ込んで、上から息を吹きかけてみたのですが、手が空気の動きを感じる程ではないんですよね。
よく考えてみれば、そりゃそうで、冬に履くことを考えたら網戸のような通気性では寒くて履けませんものね。
保温性だって考えないといけません。
そんな色々なことを考慮した上での通気性なんでしょね。
そうなると通気性で蒸れ解消を目指すと、サンダルとか下駄や草履がベストで、それ以外の靴の通気性に期待するのは無理なのかなぁ? という気がしてしまいます。
対して吸湿性の良い靴の場合、全く蒸れないというわけではないものの、頭にくるほどではないというのが本音です。
理屈としては汗をそのまま吸ってくれたり、湿気を吸ってくれたりして、靴の中の湿度を下げてくれていると思われます。
じゃぁ、どういう靴だと吸湿性がいいのかというと、足に触れる部分に吸湿性の良い素材を使っている靴。ということになるかなと。
具体的にはアッパー(もしくはライニング)と中底(もしくは中敷き)に吸湿性があることが条件です。
素材としては、本革・・・・。くらいしか知識がないのですが・・・。ただ本革でも吸湿性を損なうような加工がしてあるとアウトです。
そして吸湿性の良い靴は、一日履くと靴の内側がじっとりとなってしまいます。汗を吸ってるので仕方ないですよね。
これをそのまま翌日もその翌日もと履き続けると、靴の中が乾かなくて、折角の吸湿性も台無しどころか、ヘタをしたらカビが湧いたりとかするそうです。おぉ、コワイ。
だから一日履いた靴は乾かし(休ませ)ましょう。というわけで、インターバルとしては2~3日だそうです。
乾燥を急ぐ場合は、靴の中に靴用の乾燥剤を入れるのも手なんだとか。特に雨に降られてしまった後には有効そうです。
そんなわけで、靴の中の足蒸れ対策には通気性よりも吸湿性! いかがでしょうか。