パイロットの万年筆、キャップレスの「ここが気になる!」
購入から4ヶ月(?)、毎日快適に使っている キャップレス デシモ ですが、ありゃ? と思う事もあったので残しておこうかなと。
なお、インクは純正のブラックのカートリッジを使用しております。
ノックはやさしく
いつも! というわけではないのですが、勢いよくノックするとペン先からインクが飛び散る事があります。
ほへ? と思ってペン先をよく見ると、結構な量のインクがペン芯の裏にまでベットリと付いてました。
あぁ、こりゃ飛ぶわ・・・。
ちなみにインクが飛ぶのはペン先を出す時だけっぽいので、優しくノックしてやることで回避できてます。
ヘッドは汚れる
つまり、ペン芯の裏にまでインクが付いてるということは・・・。と、恐る恐るペン先のシャッター部分を覗き込むと。
案の定というか、ここにもしっかりとインクが付いてました。
ちなみにですが、キャップレスは軸の前半部分のことを ヘッド と呼ぶそうです。
まぁ、それはともかく、あんだけバッチンバッチンとノックしてりゃ、そりゃインクも散ろうというのは理解できます。
が、ここで問題になってくるのがインクを変えたい時で、本体だけ洗浄しても、インクの付着しているヘッドに装着すると、前に使ってたインクと混ざって・・・
なんて事故が容易に想像できます。同じパイロットのインクを使ってる分には、多少混ざっても性能に問題は無いとは思いますが、それでも色が混ざると悲しいですよね。
しかもメーカーはヘッドの洗浄を推奨してないみたいなんです。ていうか、洗ったら錆びたとかいう事もあるみたいだし。
このヘッドってのが、とにかく乾きにくい構造みたいなんです。
一部のショップではヘッドの洗浄をしてくれるとか、パイロットのペンクリニックで頼み込めば何とかしてくれるとかいう話もありますが、自力で何とかするのは止めておいた方が良さそうではありそうです。
となると、インクごとにキャップレスを増やすしか手がないのかも・・・。
たまに何本もキャップレスを持ってる方がいらっしゃいますが、もしかしたらそういう事情もあるんですかねぇ?
分かりませんけど。
でも使う
そんなこんなでノック式キャップレスの気になってるところを書いてきましたが、もしかしたら回転繰り出し式のフェルモだと起こらないのかもしれません。
使ったこと無いから分かりませんけど。
じゃぁ、お前さんもフェルモにしてみる? かというと、そうでもなくて、やはり片手でノックして使えるのが便利すぎるんですよね。
インクの飛び散りはやさしく扱えば回避できるし、インクについては純正のブラックしか使わないと決めてしまえば、これまた問題ないわけで。
ま、そういうもんだと思ってガシガシ使い込んでいきましょうかね。