ペリカン スーベレーン M605 ブラックストライプ EF

買うべきか、買わざるべきか? 買うならどのモデルのどの字幅か? と、長いこと悩んできたペリカンの M60* ですが、ついに買ってしまいました。M605 のブラックストライップの EF です。
そして「これでもう悩まなくていいぞ!」という安堵と、「もう悩めないのか…」という一抹の寂しさの感じているブログ主でございます。
実は我が家には、既に M205 と M800 がありまして、M205 は細いけど、M800 は太いのよね(ちなみに M20* と M40* は基本的に同サイズです)。というところまでは分かっていたので、期待を込めての M605 でございます。
で、その太さはというと、期待どおりにちょうどいい感じ。長さもギリギリキャップをポストしなくてもいいくらいあるし。ネジのちょっと上を持つと僕にはちょうどいいかなと。
そして軸なんですが、てっきりブラックとグレイ(?)の二色で、向こうが透けては見えないと思っていたのですが、どうやらクリアとブラックの二色のようで、中のピストンが透けて見えます。
向こう側が明るい。という条件はありますが、これならインクの残量を目視で確認できそうです。
やった!
そしてニブです。M40* に比べると、若干首(?)が長いんですよね。そしてロジウムメッキ(たぶん)一色のペン先。これが M605 でございます。
ペン芯はいつものペリカンスタイルではあるものの、若干ですが先端手前の左右の張り出しは小さいのかな? という印象です。
しかしまぁ、EF だってのにでっかいペンポイントが付いてるじゃないですか! これは字幅もそこそこありそう。
と思ったら、そうでもなかったと言うね。
インクを入れた直後に書いてみたのですが、思いのほか細字です。マジっすか?
比較対象はボールペンの代表選手、ジェットストリーム 0.5 です。インクはエーデルシュタインのタンザナイトで、紙は大人のキャンパスノートの 5mm 方眼です。
で、この後もうちょっと書いてみたのですが、インクがペン先に馴染んでないからか? はたまたスリットがつまりすぎてるからなのか? どうにもインクのフローが安定しません。
ペリカンのペン先は割りと個体差があるという話なので、これはどこかで診てもらった方がいいのかも。
もちょっと使ってみたいと分かりませんけど。
個人的にはもちょっとインクがフローしてくれた方が嬉しいかな。
ペン先の感じとしては、スーベレーンの中では硬めと言われている通り、柔らかくはないです。でも鉄ペンに比べると、流石に柔らかさを感じます。
うん。悪くないですよ。
というわけで、ぼちぼちと慣らしながら使っていこうと思います。