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万年筆とインクの相性につて

万年筆とインクには相性がある。というのは界隈では常識なわけですが、これが一筋縄ではいかないんですよ。

と、その前に、相性が悪いとどうなるかって話ですが、インクが出てこなくなったり、逆にインクが出すぎてベチャベチャになったり、吸入したインクが漏れてきたり。なんて事が起こるるみたいです。

幸いな事に僕はインクが出てこないパターンしか経験したことが無いのですが、いろいろ起こるもんですね。

この相性問題、どう回避したものか? という事なんですが、残念ながら明確な解は無いっぽくて、万年筆にインクを入れて試してみないことには・・・。という事らしいです。

もちろん万年筆のメーカーの出してるインク(いわゆる純正インク)を使えば、この相性問題は(基本的には)起こらないんですけどね。

とはいえ、この万年筆にこのインクを入れて使いたい~! というのがユーザーというものだと思うんですよ。僕もそうだし。

そんな折、「万年筆とインクは国を隔ててはいけない」という話を目にしたんです。

要は同じ国で作られた万年筆とインクの組み合わせで使いましょう。というわけです。

でも、モンテベルデってヨーロッパで作ってアメリカで瓶詰めしてるらしいけど、ヨーロッパ産でいいの? と言うか、原産国(?)までは分からないんですけど・・・。

とかいう細かい話はおいといて、大まかには国産と海外製くらいの区分けでいいのかな。という感じ。

なぜかというと、字幅なんですよね。例えば EF でも国産の万年筆の方が細いわけですよ。となると、より細い字幅のペン先でもフローするようにインクが調整してある。と考えるのが妥当かなと。

そういう視点でインクを見てみると、なんとなくですが、国産のインクに比べて海外製のインクの方がフローが渋いような気がします。

つか、インクが出なくなる現象って、ほぼ国産の万年筆に海外製のインクを入れた時に起こってるんですよね。

逆に、「インクのフローの渋い万年筆にパイロットのインクを入れたらいい感じになった」とかいう話も聞きますし。

なるほどねぇ。

あと、これは仮説でしか無いのですが、使われている水も関係しているのかなと。

国内は軟水だけど、海外って硬水の場合が多いらしいじゃないですか。もしかしたらその辺が何か影響してても不思議ではないですよね。あくまで仮説ですけど。

とはいえ、この相性問題も「だったら、このインクでどうや!」みたいなのがあって、それはそれで楽しいんですよね。

しかも、一周回って定番のインクに落ち着くと、それはそれでつまらないという・・・。

なんとも、業の深い事よのぉ。

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