ナカバヤシ「Artnavi e・万年筆」は使い捨て?

大須の栗田商会の1階で、見慣れない万年筆を見つけたので買ってきちゃいました。
メーカーはナカバヤシで、商品名としては「アートナビ イー・万年筆」でいいのかな。お値段は198円でした。
店頭で見る限りではプレピーの OEM ? という印象だったのですが、これがなかなかどうして。癖の強い1本でした。
だってクリップと尾軸(?)にはメッキ加工がしてあるし、胴軸にも印刷がしてあって、これでプレピーより安いとか、どゆこと? って気になるじゃないですか!
というわけで、袋から出してまずはキャップを確認したのですが、やっぱりスリップシールと同じ構造に見えます。
次にニブとペン芯をチェックです。
う~ん、やはりプレピーにしか見えません。
しかし! ここで気がついてしまったのです。
ペン芯にインクが来てる?
そのまま書いてみると、すんなりサラサラとインクが出てきます! これにはビックリ!!
え? 最初からカートリッジが装着されてるの? と思って首軸を抜こうとしたのですが、捻ってみても回る気が全くありません。
もしかしてこれ、首軸抜けないの?
そう思って更に観察してみると、首軸の根本(と行っていいのか?)からインクが見えています。
これは・・・。インク窓?
え? これってど~ゆ~ことですか?
インクの交換できないと言うか、もしかして使い捨てですか?
いやしかし、アイドロッパー化して首軸が固定されていると考えると、インクはかなりの量が入ってそうです。
となれば使い捨てとはいえ、それなりの量の筆記ができそうです。
気になって調べてみたところ、既に廃盤になっている商品のようではありますが、ボールペンみたいに「買ってすぐ筆記できる万年筆」というコンセプトだったんでしょうかねぇ。
ちなみに字幅は中字で、入っているインクは水性染料のようでした。
しかしこれなぁ。面白いんだけど、インク変えれないしなぁ。分解もできないし。お財布的にはノーダメージと言って良いんだけど、どうしてくれよう (苦笑)