パイロットの「万年筆 筆記測定」を受けてきた

土曜日の昼下がり、ノートを買いに大須の栗田商会に出かけたところ、パイロットの「ペンクリニック」と「万年筆 筆記測定」が行われていたので、「万年筆 筆記測定」を受けてきました。「ペンクリニック」の方は万年筆を持ち出してなかったので見送りに・・・。残念。
コロナ禍のせいで予約者のみとなっていましたが、1階のカウンターで聞いてみると当日予約OKとの事だったので、なんとか滑り込む事ができました。ありがたや。
測定はセンサーの埋め込まれた板(?)の上で 10cm × 4cm の指定された場所に、これまたセンサーの付いた専用の万年筆で名前を書いて行います。
ただね、この指定された 10cm × 4cm の中に指が触れないようにしないといけないので、普段より軸のちょっと高の方を持たないといけなかったのが難しかったです。
いつもは軸のネジのあたりを持っているんですが、それだと多分、範囲内に指が触れちゃうもんで・・・。
また、ペンの方もセンサーとケーブルが付いてる分、トップヘビーと言うか、普通の万年筆のバランスとはかなり違ってる印象でした。
イメージ的に近いのは、ハンダゴテかな?
で、測定結果はと言うと
筆圧は弱めで、ペンがやや外側に傾いているとのことでした。たぶん普段の持ち方だと、もうちょっと筆圧は高く出るんじゃないかな?
あと、ペンの角度も普段はもうちょっとあって、60度くらいでしょうかね。
それにしても紙に対してペン先(ニブ)が平行になるように(捻ったり被せたりしないように)はそれなりに気をつけていたのですが、言われてみれば確かにペンそのものを外側に寝かせているようです。
う~ん、言われてみないと気が付かないものですね。
そこでちょっとペンを右に傾けないようにしてみたのですが・・・、これがまぁ、難しいもんですね。これは完全に傾ける癖が付いてますな。て言うか、無意識に傾けちゃってるし。
でもこれで使っている万年筆のペンポイントの右側の方が、左側より減っている理由がよくわかりました。
外側。つまり右側に傾いてたんじゃ、そりゃ傾いてる方がより減りますわいなと。
ちなみにお勧めのペン先は SF か SFM とのことで、柔らかめのペン先が向いてるそうです。
自分の中では柔らかめニブというのは選択肢になかったもので、意外というか、そうかぁ、柔らかめのニブかぁ。
次の候補の一本に入れといてもいいかもなぁ。特に SFM はちょっと使い込んでみたいかも・・・。