噂の低粘度油性ボールペンインク 「easy FLOW」 がかなり良い!
あちこちのBlogとかで「いいよ!」と書かれていたのを読んで気になったので、「easy FLOW(イージーフロー)」というインクを試してみました。
このイージーフローというインク、調べてみるとドイツのシュミットテクノロジーという会社が作っていて、各筆記具メーカーにOEMで提供してるんだそうです。
今回は 銀座伊東屋 から出ている ロメオ No3 用の替芯を買ってきたのですが、国内メーカーだとセーラー万年筆からも出ているので、もしかしたらそちらの方が入手しやすいかも。
ちなみにこのシュミットという会社なんですが、自社ではペンは作ってないみたいで、機械とか部品とかの総合メーカーっぽいです。
とはいえ、シュミットブランドとしてボールペンの替芯は出してるみたいです。普通にお店で買えるかはナゾですけど。
で、その替芯の話に戻りますが、今回買ってきたのは(と言うか、イージーフローで他の形って見たこと無いのですが)、一般にパーカータイプと呼ばれるもので、規格的には G2型 のものになります。
インクのタイプとしては、油性の低粘度インクとなっており、同じ G2型 の替芯だと、競合するのはジェットストリームになるみたい。
というわけで、早速試し書き。
上から、最近ハマっているパーカーの クインクジェル .55、イージーフロー、アクロインキとなっております。
クインクジェル はその名の通りゲルインクで、ボール経もまんま 0.55mm となっております。対するイージーフローのボール経は 1.0mm 、太さの記号的には M に当たりますでしょうか。
ちなみにイージーフローのボール経のバリーションなんですが、なんと! 1.0mm のみのようで、漢らしいというか、なんというか。
アルファベット圏ではこれで十分ということなんでしょうねぇ
最後にアクロインキですが、ボール経は 0.7mm のもので書いてます。やっぱりこれだけ線がちょっと細いですね。
色としては、クインクジェルとアクロインキがかなりしっかりした黒なのに対して、イージーフローはちょっと焦茶がかっているというか、ボールペンらしいインクの色のような気がします。
写真で見るとよくわかりませんけど(^_^;)
そしてこれが最重要とも言うべき書き味なんですが、う~ん、どれもヌラヌラ書けて甲乙つけがたいんですよ。
クインクジェルとアクロインキとタメ張るとか、イージーフロー恐るべし!。
書き始めから掠れもないし、とってもいい感じなんですよね。
しかもイージーフローは筆記距離がそれなりに長いらしく、調べてみたところ 2800mm も書けるらしいんです。
なんという燃費の良さ!
僕は毎朝ノートに2~4ページほどうだうだ書き物をするという事をやっているので、この燃費の良さは非常に心強いです。
おまけに書き味も悪くないから打って付けじゃないですか。寝ボケた頭でうだうだ書くから、字も大きめになるので線の太さも丁度いいし。
よしよし、しばらくはこのリフィルで行ってみることにしましょう。そうしましょう!
easyFlowの素性をわかりやすく紹介くださって大変参考になりました。説明のされ方もスムーズで理解しやすかったです。
ほかのサイトでRomeo No.3 にもこれが採用されていて大好評、但し一点だけ難あって「書き始めの5ミリだけがかすれる」との情報ありました。
私的にはアクロインキ大好き派なのでラインナップ乏しくΦ1.0しか持たないeasyFlowさんは使わないのでしょう。この判断に導いてくれた当該記事には感謝いたします。どうもありがとうございました。
Posted by: 塩胡椒 | 10/11/2022 at 14:46
コメント、ありがとうございます。
お役に立てたのなら何よりです。
Posted by: 夢界 | 10/16/2022 at 19:59
イージーフローの赤色は製造されていませんか。
Posted by: 金田利之 | 05/31/2023 at 02:50
コメント、ありがとうございます。
ちょっとWeb検索してみたのですが、「Schmidt 9000M EasyFlow RED 」という商品がヒットしたので、どうやら作られてはいるみたいですが、日本に入っているかは分からないです。
青は入ってきてるみたいなんですけどね・・・。
Posted by: 夢界 | 06/22/2023 at 21:58