ジェットストリームとアクロインキを比べてみた

スラスラ書ける油性ボールペンと言えば、三菱鉛筆の ジェットストリーム 一択と思っていたのですが、パイロットの アクロインキ もなかなか良いらしいと聞いたので、早速試してみました。
実は最近まで アクロインキ の存在を知らなかったというのはナイショです。
さて、ザックリ書き比べてみたのが下の写真になります。
まず気がつくのが、アクロインキの方が色が濃いことです。この辺がインクの違いが如実に出ているところでしょう。
ジェットストリームがいわゆる油性ボールペン的な黒なのに対して、アクロボールはゲルインキに近い感じでしょうか。
つぎに線の太さですが、写真ではわかりにくいのですが、0.7mm ではほとんど差がありませんでした。
が、0.5mm となるとちょっと印象が変わってきます。
アクロインキの方がちょっと太いんです。0.5mm とは言うものの、0.6mm? くらいあるかも。という感じなんですね。
ジェットストリームの 0.5mm は 0.7mm と比べて細いのがひと目で分かるのですが、アクロインキの場合はあまり違わないような気がしました。
そして書き味ですが、ここでも違いがはっきり出ました。
ジェットストリームはカリカリという感じで、いかにもボールペンらしいソリッドな書き味なのに対し、アクロインキはヌラッとしたウエットな感じです。
力もアクロインキの方が少なくても書けそうな感じなので、特にペンの軸が細い場合なんかだとアクロインキの方が書きやすいかも。
もちろん最終的には好みの問題かなと思うわけですが、しっかり書きたい(色は濃い方が良い)という場合であればアクロインキが、細い線を求めるのであればジェットストリームがいいかな。