中学3年間不登校だった息子が高校を卒業しました

式から随分と経ってしまいましたが、無事に息子が高校を卒業しました。
と言っても、中学三年間不登校だった息子ですので、通っていたのは普通の高校ではなくて専門学校でして、その専門学校の単位を高校授業の単位に置き換えて提携している高校の卒業資格とみなすという学校です。
ですので卒業証書は専門学校の分と提携している高校の分と2枚もらってきました。
なんとなくお得というか、羨ましいかも。
おめでとう! 息子!!。がんばったね。
しかし何と言っても中学3年間も学校に行かなかった息子が高校を卒業したというのは感慨深いものがあります。
振り返ってみると、1年生の頃こそ休みがちではありましたが、三学期くらいから部活もはじめ、2年生になると普通に自分で勉強もするようになりました。
資格もかなり取ってきましたし、親バカですが大したもんじゃないですか!
やっぱりね、自分で決めてやるようにならないとダメですね。
その間親は何をしてたかというと、これが別段何もしていなかったという(^_^;)。
強いていうならば、本人の意志を尊重して、できるだけ我慢させないようにしてたくらいでしょうか。
それと学校選びを本人に決めさせたことも大きかったかも。幸い名古屋は大都市ですので、複数の学校が集まっての説明会とかあります。
そういうところに(ここだけは無理矢理にでもエサで釣ってでも何としてでも)連れ出して、自分の目と耳で学校の情報を仕入れさせたのは良かったと思います。
当たり前ですが、その学校に入ったらお世話になるであろう先生方とも話ができますし。
ここは情報を集めたり、息子をうまく連れ出してくれたりと頑張ってくれた、カミさんに本当に感謝です。
息子にしても自分で決めた学校ですから、ちょっとは「行こう」って気になってくれたんじゃないかなぁ?
もっとも、それでも「嫌だったら辞めればいいし」とはよく言ってましたけど。
そんなだった息子も卒業後の進路は就職ではなく進学を選びました(専門学校ですけど)。
しかもちゃんと入試に合格して来たんですから、大したものです。
でもね、今にして思うともし息子が普通の高校に行ってたら、途中で辞めてたかも。という気もするんです。だって普通の学校には向いてなさそうですから。
やっぱり向き不向きがありますし、本人の考えだってありますし、そういうことを考えると、我が家はラッキーだったようにも思います。
とまぁ、思い起こすことは色々ありますが、兎にも角にもこれで息子も高卒ですからね。親としては肩の荷が一つ降りたというか、ホッと胸をなでおろしたのでありました。