スマートグラスに追随するAR画像を重ねるKDDIの「PITARI」に期待が高まります
あちこちのニュースによりますと、KDDIがスマートグラスに追随するAR画像を重ねる技術「PITARI」を発表したそうです。
こちらの技術の何が新しいかって、スマートグラス装着者の視点が動いても、それに合わせてAR画像も動くんです。
例えば視界のある点を指した矢印が、視界を動かしてもズレないんです。これは良さそう。
しかもどうやら、スマートグラスからの画像を共有することで遠隔地からAR画像を書き込む事もできるっぽいじゃないですか!
用途としては「作業現場での遠隔作業支援や学習支援、外国での買い物など」とされていましたが、遠隔作業支援にはまさに打って付けでしょう。
というのも、会社のサーバーの調子が悪くなると保守をお願いするわけなんですが、必ずしも詳しい人が来られるわけじゃないんですよね。
そうなると「携帯電話で確認ばかりして、ちっとも作業が進んでないじゃん!」と、こちらもなるわけですよ。
そういう時にこういうのがあって音声通話も併用したら、作業が速く済んでユーザーは嬉しいし、作業員さんも早く帰れてと、まさにWin-Winじゃなかろうかと思うわけです。
マジでホントに、各サーバーメーカーさんには強く導入を求めたかったりします。
参照リンク
・世界初、AR画像を視線の先にぴったり表示する透過型スマートグラス用ソフトウェアを開発 ~ 日常や仕事にプラスαのコミュニケーション体験を~ | 2016年 | 株式会社KDDI研究所
・動画:ヒトの視界そのものにAR画像を重ねる技術、KDDIが開発。「PITARI」作業支援用途に年内商用化めざす - Engadget Japanese
・視線の先にAR画像を“ぴたり”と表示するスマートグラス用ソフト--KDDI 研究所が開発 - CNET Japan
・ASCII.jp:KDDIがピッタリ追従するスマートグラス向けARソフト「PITARI」を発表