視線を上げたら世界が変わった

どういうきっかけがあったのかは覚えてないのですが、最近になって意識的に顔を上げているようになりました。
実際の感覚としては、顔を上げているというよりも視線を上げているという感じで、心持ち水平より上を見るようになったんです。
そしたらですねぇ、世界が変わったんですよ。
なんというか、今までよりも背が高くなった感じで、見えなかった所が見えるようになったんです。これには驚きました。感覚的には、背が 3cm くらい伸びたように思えるほどです。
これがどうやら自分の錯覚というわけでもないようで、カミさんにも 「あんた、背が伸びたんじゃない?」 とまで言われましたから。いや、さすがにもう伸びないから(苦笑)。
自分としては、ちょっと視線を高くしてるだけなんですけどねぇ。いや~、不思議なもんです。
しかしそうやっていると、どういうわけか気分がいいんですよ。で、これはいいなと思ってるわけなんですが、逆に言えば 「僕はこれまで俯いて生きてきたんだなぁ」 と、しみじみしたりもしましたけど。
実は2年ほど前に、「背筋が伸びると世界が変わって見える」 というような事を書いてるんですが、あの時に匹敵するショックでした。
そりゃ昔から 「背筋を伸ばせ! 顔を上げろ!」 と言われてきたわけだわ。
でも当人にとってはそれが当たり前で、当時はどうやったらいいのかも分からなかったし、言われたとおりにすることが不安だったんです。
つまり背中を丸めて俯いている方が安心できたんですね、きっと。もちろん、どうしてそうなったかなんて分かりませんけど。
今にしてみると 「そりゃアカンわ」 と思うのですが、こればっかりは自分で気づくしか無かったんだろうなぁ。とも思います。
それにしても、「姿勢が大事」 ってのはこういう事だったんですねぇ。
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