息をしなくても血中酸素レベルを維持できる薬剤が開発されたそうです
コモンポストの記事によりますと、米国で最大で30分間息をしなくても血液中の酸素レベルを正常値で維持することができる注射が開発されたんだそうです。
研究チームによると、呼吸器障害、心臓発作などを引き起こし、自発呼吸ができなくなった患者にこの酸素注射を打つことで、脳への酸素供給を止めることを防ぎ、重大な脳障害や患者の死亡を防ぐことができるようになるんだとか。
薬剤の効果としては、体内に持って入った酸素を血液に渡すだけというシンプルなもので、あくまで緊急用という事ではありますが・・・。
でもコレが実用化されれば、例えば救急車が遅れたせいで助かるはずだった命が助からなかった。という事は減らせるかもしれませんし、呼吸器関連の手術の際にも使えそうじゃないですか。
正直なところとしては、「副作用は大丈夫なの?」 とか、「どの程度の量を注射する事になるの?」 とか、いろいろ気になったりもするわけですが、そうは言っても死ぬよりはマシなことは間違いないわけで、早期の実用化を期待したいところであります。