人工クモ糸繊維の量産に目処が立ったようです
山形新聞 の記事によりますと、人工合成したクモ糸繊維を量産できる技術が開発されたんだそうです。
なんでも、微生物を使ってクモ糸タンパク質を人工的に合成して繊維化したものなんだそうです。微生物を使っているのに人工的? という気もしないではないですが、繊維分野でまだ新たな革新が起こるのかと思うと、ちょっと胸が熱くなりますねぇ。
つか、やっぱり時代は微生物なんですかねぇ。もっとも、クモ糸を作る微生物は遺伝子組み換えがされているそうなので、それなりにコストはかかってそうですけど。
クモ糸の特性としては、同じ太さの鋼鉄を上回る強度とナイロンを超える伸縮性を持ち、さらに溶けにくいんだとか。なんかスゴくね。
用途としては工業分野での利用を想定しているそうなんですが、服を作ることも可能という話なんですよね。普段着はともかく、スポーツ用には応用すると面白そうな気がします。
特に競技用のスイムウェアなんか、使えそうな気がするんですけど・・・、どうなんだろ?
参照リンク
・人工クモ糸繊維の量産化成功 鶴岡のスパイバー|山形新聞
・鋼鉄超える強度とナイロン顔負けの伸縮性 世界初「クモの糸」量産化 - MSN産経ニュース