伝送速度が光速の99.7%というファイバーケーブルが開発されたそうです
WIRED.jp の記事によりますと、英サウサンプトン大学の研究チームが光速の99.7%の速さでデータを伝送するファイバーケーブルを開発したそうです。
ちなみに既存の光ファイバーの伝送速度は、光速の 70% 程のスピードしか出てないんだそうです。根拠もなく 「光で通信してるんだから、伝送速度はほぼ光速だろう」 と思ってたんですが、違ったんですねぇ。
光がガラスなどの媒質中を進む場合、どうしても速度が低下してしまうんだそうです。
じゃぁどうやって速度を出したの? ということなんですが、なんとファイバーケーブルを中空にしてしまったんだそうです。
「媒質を使うから遅くなるのなら、媒質を無くせばいいじゃない」 という事なんでしょうけど、これ、思いついた人スゴイわ!
つか、「ガラス繊維(グラスファイバー)からガラスを取り去ることによってこの問題を解決した」 って、一体どんな素材が残ったのか非常に気になるんですけど。
それにしても、開発中はおそらく失敗の連続だったと思うのですが、諦めなかったその根性も、これまたスゴイと思うんですよ。ちょっと感動しちゃいました。
参照リンク
・「中空ファイバーケーブル」が光速の99.7%を達成 « WIRED.jp
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・音声のノイズキャンセル技術で光ファイバの帯域を増やせるんだそうです