テキストファイルを末尾から開く 「Tail for Windows」
プログラムのログファイルって、見ようと思った時に限ってサイズがえらくデカくなってて、テキストエディタでは開けない事がよくあって困ってしまいます。
テキストエディタによっては、先頭から何%かは読み込めたりするんですが、こっちが読みたいのは末尾の何行かなんですよね。
OS が Linux なら tail コマンドで一発なんですが、Windows は標準では tail コマンドを搭載していません。でも、きっと誰かが作ってるよね。と思って探してみたら、やっぱりありましたよ。しかも GUI じゃないですか!
今回見付けたのは “Tail for Windows” というツールです。ダウンロードしてきたファイル(LZH)を解凍して、出てきた tail.exe を起動すればすぐに使えるのでお手軽です。
ファイルを開く場合は、メニューバーの [ファイル] から [開く] を使うか、開きたいファイルをウィンドウに ドラッグ&ドロップ してやればOKです。
ただし1つだけ注意点がありまして、デフォルトでは指定したファイルを全て読み込む仕様になっているので、大きなファイルを開いてしまうと、えらいコトになってしまいます。
ですので、まず最初に起動したらメニューバーの [操作] から [プロパティ] から [環境設定] のウィンドウを開いて、
[初期読込み] のところの [サイズ指定] をチェックし、隣の入力欄にサイズ(KB)を入力して [OK] ボタンをクリックして読み込むデータ量を設定しておきます。
設定は tail.exe のあるフォルダに自動的に作られる config.ini ファイルに保存されます。
定期的なログファイルの更新チェック(監視)とか、指定ワードを含む行のフィルタリングとかもできて、いろいろ助かりました。
ダウンロードサイト
・Tail for Windowsの詳細情報 : Vector ソフトを探す!