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光で水を分解する技術がMITで開発されたそうです

 TechCrunch Japan の 「シリコン半導体が’光合成’を行う’人工葉’をMITが開発」 というニュースより。

 “光合成” と聞くと、光と水と二酸化炭素から炭水化物を合成するのかと思っちゃいましたが、そういう事ではなくて、光を使って水を酸素と水素に分解する触媒(?)が開発されたというお話でした。

 水を酸素と水素に分解というと、中学校(だったっけ?)で習った水の電気分解の実験を思い出しますが、電気が必要ないってのはなかなかにクリーン&エコな気配がしますよ。

 もっとも、出てきた酸素と水素をどうやって分けるの? という疑問はありますが・・・。そういう技術って、既に確立されてるんですかねぇ? はたまた混ざったまま使う予定なのでしょうか?

 この技術の利用方法としては、作った水素と酸素を燃料電池に食わせて電気を取り出そう! という事のようです。

 ただ、Wikipedia のページ を読んだ限りでは、燃料電池ってまだまだ初期コストもランニング・コストも高いみたいなので、そこをどうクリアするかの方が大変かも。

 でも晴れた日に、夜間や天候の悪い日の分をカバーできるくらいに水素と酸素が作れて、なおかつ安全に貯蔵できるのなら、安定的運用という意味では太陽電池よりも有利な気もしたりして。

 もっとも、太陽電池の方も “バッテリー” の方さえ何とかなればOKって話ではありますが(苦笑)。

 まぁ、酸素と水素は燃料電池以外にも使い道はあるだろうから、別の用途で活用されたりしてね。

 つか、この技術を海水から食塩を作る工場に導入したら、今まで通り塩を売るだけじゃなくて酸素と水素も売れるようになって、より儲かったりはしないかなぁ?

なにはともあれ、先が楽しみな技術ではあります。

参照リンク
 ・シリコン半導体が’光合成’を行う’人工葉’をMITが開発 by TechCrunch Japan
 ・光合成 - Wikipedia
 ・燃料電池 - Wikipedia

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コメント

そもそも、水を酸素と水素に分解する事を光合成とは言わない気が…。光合成は以下のようなものかと。
http://response.jp/article/2011/09/21/162603.html

コメントありがとうございます。

確かに。少なくとも “合成”と呼べる事はしてませんね。

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