HDDにあるEISA構成の領域を削除しよう (Windows XP)
メーカー製のプリインストールPCでは、たいていHDDの先頭に 「EISA構成」 と表示される領域があります。調べたところでは、ここはリカバリ用のツールやらファイルやらが入っている大切な領域だそうなんですが、消しちゃいたい時だってありますよね。
というわけで、EISA構成の領域の解放(削除)に挑戦してみました。なお、使用したOSは Windows XP SP3 です。
まずはコマンドプロンプトを開いて diskpart と入力し、ツール(diskpart)を起動します。diskpart が起動すると、プロンプトが下のように変わります。
DISKPART>
次に、list disk でディスクの一覧を表示させて、
DISKPART> list disk Disk ### Status Size Free Dyn Gpt -------- --------------- ------- ------- --- --- Disk 0 オンライン 74 GB 3075 MB Disk 1 オンライン 74 GB 74 GB
select disk * (*はディスクの番号)でカレントのディスクを切り替えます。
DISKPART> select disk 1 ディスク 1 が現在選択されているディスクです。
さらに list partition で領域を確認して、select partition ※ (※はパーティションの番号)で削除したい領域を選択します。
DISKPART> list partition Partition ### Type Size Offset ------------- ------------------ ------- ------- Partition 1 OEM 47 MB 32 KB DISKPART> select partition 1 パーティション 1 は現在選択されているパーティションです。
最後に delete partition override で領域を削除して完了です。
DISKPART> delete partition override DiskPart は選択されたパーティションを正常に削除しました。
ちなみに、最後の override を付け忘れると、
DISKPART> delete partition 選択したパーティションこのコンピュータが稼働するために必要です。削除することはできません。
という風に怒られてしまいました(苦笑)。なお、diskpart を終了させるには、EXIT と打ち込めばOKです。
参照リンク
・EISA構成パーティションをWindowsXP上で削除する方法 - モンタブロスの趣味日記 - Yahoo!ブログ
・EISA構成を削除する方法 | AioSide