ビクターのカナル型ヘッドホン 「HA-FXT90」 を試聴してきました
低音用と中高音用の2つのドライバユニット(ツインシステムユニット)を搭載する、ビクターのカナル型ヘッドホン 「HA-FXT90」 を試聴してきました。
ユニットを2つも積んでるんだから、ちょっと重たかったり、どこかが圧迫されるんじゃないかと思ってたんですが、装着した感じは拍子抜けするくらいに普通でした。
て言うか、ボディのサイズが思いの外小さいんですよ。全体の大きさという意味では、他メーカーの大型のドライバユニットを搭載した製品の方が大きいくらいです。いや~ 5.8mm径のドライバユニットって、小さいんですねぇ。
技術的なところでは、中高音用のドライバユニットの振動板にはカーボンナノチューブ素材が使われているんだとか。僕なんか、カーボンナノチューブって言われるだけで、ワクワクしてしまいます(笑)。
気になる音の方なんですが、これがまたビクターらしい艶のある音を出すじゃないですか。
音的には、同じ 5.8mm径のドライバユニットを1つ搭載する 「HA-FXC71」 とよく似ているんですが、低音がよりしっかりと出ています。ドライバユニット2ってのは、伊達じゃないっすなぁ。
また音のバランスも非常に良くて、特に苦手とする音域や音楽のジャンルは無いみたいです。しいて上げるとすれば、高音域の上の方? 例えばクローズハイハットの音がちょっと気になる・・・かも? という感じかなぁ。
ドンシャリは嫌だけど、それなりに低音は出ていて欲しい。という要望には、かな~りピッタリなんじゃないでしょうか。
参照リンク
・インナーイヤー・ヘッドホン HA-FXT90 |ビクター
・ビクター、2ドライバ内蔵のカナル「HA-FXT90」 -AV Watch