WindowsからLinuxのファイルシステムを読み書きしよう 「Ext2Fsd」
Ext2Fsd(http://www.ext2fsd.com/)というツールを使って、Windows から Linux のファイルシステム(ext2 or ext3)を読み書きしてみました。
まぁ、何らかの理由でアクセス(起動)できなくなった Linux マシンのハードディスク(HDD)を取り出して、直接 Windows マシンに接続して中身をぶっこ抜いちゃえ!ってお話です。
2010/11/24時点での Ext2Fsd のバージョンは 0.48 でしたが、@ITの「WindowsでLinuxパーティションを読み書きするには(Ext2Fsd編)」という記事の手順が、ほぼそのまま通用したのはラッキーでした(記事の時点でのバージョンは 0.30)。
また、ファイル名等に日本語が使われていると、デフォルトの状態では文字化けしちゃうので、メニューバーの [Tools] から [Ext2 Volume Management] を開いて、 Codepage を適切な値(たいていは utf8 か euc-jp)に設定して [Apply] ボタンで決定すればOKです。
あとはエクスプローラを開いて該当のドライブを開けば、Windows のファイルシステムを扱うのと同じようにアクセスできます。
なお今回は、HDDとPCを接続するのに、センチュリーの「裸族の頭 IDE+SATA CRAISU2」という製品を使用しました。PCのケースを開けずにUSB経由でHDDを接続できるので、今回みたいに「ちょっとだけこのHDDの中を覗きたい」という時には非常に便利です。
参照リンク
・Ext2Fsd Project
・WindowsでLinuxパーティションを読み書きするには(Ext2Fsd編) - @IT
・HDD復旧完了 EXT3ファイルフォーマット|デジタル会社のアナログ社長による独り言