Oracle 10g のリスナーのポートを変更しよう
Oracleのリスナーのポートを、デフォルトの 1521 から変更した時の覚書です。環境は、OS:Windows 2003 Server、Oracle 10g R2 (10.2.0.1) で行いました。
まずリスナーのポート番号を、「Net Configuration Assistant」を使って変更します。今回は 1526番ポートを使うことにします。
「Net Configuration Assistant」での設定変更そのものは簡単にできるんですが、これだけではローカルから sqlplus で接続きても、リモートからでは接続できなくなってしまします。
ここでサーバーの tnsnames.ora をテキストエディタで開いて、自分自身に接続するための記述(接続識別子は何か?)を確認します。例えばこんなのですね。
<接続識別子> = (DESCRIPTION = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = <HOST_NAME>)(PORT = 1526)) (CONNECT_DATA = (SERVER = DEDICATED) (SERVICE_NAME = <SID>) ) )
次に SYSTEMユーザーで Oracle に接続して、以下のコマンドを実行します。
ALTER SYSTEM SET LOCAL_LISTENER = '<接続識別子>' scope=both;
これで、リモートから接続できれば完了です。
参考リンク
・Oracle Databaseのポート番号の管理