気を引く言葉はパターンでつくる 「キャッチコピー力の基本」
キャッチコピーの目的は、相手に興味を持ってもらうこと。とはいえ、闇雲に考えていても心を掴むコピーはなかなか出てくるもんじゃありません。
やっぱりセオリーくらいは、押さえておきたいものです。
本書ではキャッチコピーのパターンが豊富な例題と共に解説されおり、パターンに当てはめて考えるだけで、それっぽいキャッチコピーが作れるんじゃないかと思います。そういう意味では、非常に実用的な1冊と言えます。
紹介されているパターンは全部で77もあるんですが、大きく8つのグループにまとめられているので、「とりあえずグループごとに8パターンのコピーを考えてから、良さそうなものをチョイスする」というように使うのが良さそうな感じです。
第1章 | 「キャッチコピー力」の基本3ヵ条 |
第2章 | 「言い切り力」をつける |
第3章 | 「読み手」に考えさせる |
第4章 | 「語呂のよさ」を考える |
第5章 | 「比喩力」を磨く |
第6章 | 「名言」を貯金する |
第7章 | 「組み合わせ」て化学変化を起こす |
第8章 | 「造語力」を身につける |
第9章 | 「ストーリー」を喚起させる |
キャッチコピーと聞くと、どうしても ”広告” を思い浮かべてしまいますが、”プレゼンの掴み” や ”ブログのタイトル”、”ネーミング” などなど、いろいろと応用できる技術なので、折に触れて活用していきたいと思います。