受動喫煙で年間約6800人が死亡とな
asahi.com によると、厚生労働省の研究班が「他人のたばこの煙を吸わされる「受動喫煙」が原因で死亡する人は、国内で少なくとも年間約6800人に上るとの推計」を発表したそうです。
ちなみにこの年間約6800人って数字なんですが、交通事故による死者4914人(2009年)を大きく上回るんだとか。
まぁ、意図としては「煙草ってこんなに害があるんだぞ~!」ということが言いたいんだと思うんですが、これって「タバコが無ければ6800人の方は死なずにすんだのに・・・」とも取れるんですよね。
調査の対象は「受動喫煙との因果関係がはっきりしている肺がんと虚血性心疾患の死者だけ」だそうで、そういう事なら「タバコが無くなれば肺がんと虚血性心疾患は無くなるんじゃね?」とも思えるわけですよ。
もしそうであるなら、どうして国はタバコを禁止しないんだろう?実際にそれが原因で多くの人が亡くなっていると発表してるのにですよ。
このへんの都合というか事情について、国はきっちりと考えを表明すべきだと思うんですけどねぇ。データだけ出しといて「後はよろしくね」的に感じられて、どうにもスッキリしないのは僕だけだろうか?