クリエイティブのカナル型ヘッドホン「EP-830」は迫力のサウンド
久しぶりに”Creative ZEN X-Fi”に付属していたヘッドホン「EP-830」を使ってみたところ、かな~りいい音だったので、あらためていろんな曲を聴いてみました。
結果を一言で言えば「典型的なドンシャリ系の音」なんですが、全体的な音のバランスはなかなか良好で、中音がこもるような感じはありません。
また解像度とかクリア感についても、必要にして十分な再生能力は持っているんじゃないかと思います。とはいえ、クラッシックを聴くにはやや足りないかも。
とまぁ、ここまでなら「ふ~ん、そんなもんか」で終わっちゃうんですが、「EP-830」は非常に厚みのある音のを奏でるんです。もしくは、「非常に迫力のあるサウンド」とでも言いえばいいのかなぁ。この「音の厚み」がいいんですよ。
例えばハードロックだと、ベースが腹に響くような音がするんですよ。もちろんヘッドホンの音が腹に響くわけはないんですが、音のイメージとしてはそんな感じかと。
しかし、高音域はちょっと残念仕様かも。音源によっては、なんともシャカシャカした音になってしまって、気になる人は気になりそうです。個人的にはハードコアテクノはちょっと辛かったっす。
逆に相性が良さそうに感じたのがロックやポップスです。迫力の重低音とよく通るボーカルがいい感じにバランスされていて、非常に気持ちよく聴けました。
あと遮音性についてですが、かな~りしっかり遮音してくれまして、これなら電車の中でも周囲の音が気になることは無いように思いました(車内アナウンスを聞き逃す可能性はありますが・・・)。