
かつての愛車が店頭で 60%OFF の値札を付けてたので、つい、連れて帰ってきてしまいました。
と言っても、1/43 のミニカーですけどね。
車種はオートザム(マツダ)の AZ-3 で、色もかつて所有していた赤であります。
なお、後から調べたら SAPI MODELS ってメーカーのモデルでした。かつてのオーナーが言うのも何ですが、なかなかイイ出来ですよ。
つか、このデザイン、今見てもカッコイイですよね。まさに「流れるようなフォルム」じゃないですか。これで FR だったら、きっと今でも乗ってただろうな。と思いますもん。
スペック的には 1.5L(120ps/6500rpm、13.5kg・m/5500rpm) の FF で、車重は 1050kg というものでした。ジャンルとしてはスペシャリティーカーになるんですかねぇ。走りの装備に比べて、快適装備の方が充実してたのをよく覚えています。
だってねぇ、鉄ホイールのくせにオートエアコンと時間調整式間欠ワイパーがついてるんだもん。実際、今でも我が家ではオートエアコンと時間調整式間欠ワイパーの有無が高級車を判断する際の基準になってたりして。
実用性の面では、デザイン優先のボディなのに後部座席のスペースがちゃんと確保されていて、大人4人がちゃんと乗れたんですよね。
もっとも、後部座席の両脇には太っといBピラーがあるので、外はほとんど見えなかったと思います。また頭のすぐ上にハッチバックのヒンジがあるので、ハッチバックを閉める際に頭を打ちそうになった人がいたような(笑)。
それから、後部のラゲッジスペース(トランク?)の容量も十分あったので、使い勝手は良かったなぁ。
で、走りの方なんですが、エンジンのレブリミットはたしか 6700 だったと記憶してるんですが、このエンジンがきっちりソコまで回るんですよ。つか、3000 以下ではやはり非力でしたね。4000 以上回してようやく「いい感じ」な走りをしてくれたように思います。おかげでタコメーターの針は常時真上付近をうろうろしてたような・・・。あ、乗ってたのは 5MT です。
タイヤは 185/65R14 っていう乗り心地重視のやつが標準で付いてたんですが、さすがに峠とかに持ち込むと心許ないんですよ。で、195/55R15 のそれなりにハイグリップなのを履かせたら、今度はタイヤにパワーを喰われて走らない走らない・・・orz
その時に思いましたね。「インチアップなんざぁ、するもんじゃねぇ」って。ノーマルと同サイズのハイグリップタイヤにするだけで十分ですよ。インチアップするにしても、タイヤの幅は変えない方が吉じゃないかなぁ。
結局、AZ-3 には7年くらい乗ってたんだけど、今でも手放したことをちょっと後悔するくらい好きな車ですね。
参考リンク
・マツダ・オートザムAZ-3 - Wikipedia