DSi を買ってからというもの、ずっと「あぁ無情 刹那」ってシューティングゲーム(DSi ウェア)にハマってます。
ジャンルとしては、弾幕シューティングなんですかねぇ。でも、そんなに難しくないんですよ。まず自機(と敵の弾も?)の当たり判定が異様に小さいので、面白いように弾に当たらないという(笑)。いや、ホントに。
横から覗き込んでた娘が「今、かすったじゃない!なんで当たんないの!」って言うくらい当たらないんですわ。
ステージ構成の方は全8面で、ボスは2、5、8面に登場します。プレイ時間としては15分程度なので、あまり気負わずにプレイできるのもイイところ。携帯ゲーム機と考えると、ちょうどいいボリュームな気がします。
自機は初心者向けのAタイプと玄人向けのBタイプがあるんですが、このAタイプってのがすごく親切というか、自機が弾とかに当たると勝手にボムを撃ってくれて、自機は当たらなかったことになるという(オィ!)。おかげで、「わざと弾に当たりに行く」という戦術が有効になってきたりもするんですよね。
ちなみにボムはストック制じゃなく、エネルギーゲージ制になっていています。まぁ、使うとゲージが減るわけですが、減ったゲージはほっといても少しずつに回復するうえ、キューブ(敵を破壊すると出現するアイテム)を取ればさらにその分回復してくれます。
しかもキューブはわざわざ取りに行かなくても、自機が勝手に吸い込んでくれるのでとっても楽ちんです。
そんなわけで、ヘタレな僕も初プレイから全面クリアできちゃったくらい、クリアは簡単だと思います。やっぱり自力でクリアできると嬉しいですよねぇ。
ところが人間ってのは欲が深いと言いますか、わりと簡単にクリアできるとなると、やっぱりスコアが気になります。このゲームの場合、高得点を狙うには「どれだけ連続してキューブを取れるか」(チェーンと言います)がキモになります。
この連続ってのがちょっとやっかいで、画面上にキューブが存在し続けるようにしてやらないといけないんですね。しかも同時に画面上に存在しているキューブの数に応じて、キューブはレベルアップするんです。もちろん高レベルのキューブの方が高得点です。
つまり、「いかにして高レベルのキューブを連続して取り続けるか」が重要なわけです。で、ここでまたボムの登場なんですが、Aタイプの機体はボムの影響範囲内にある敵の弾をキューブに変えてくれるんです。だから敵がいなくなっても、画面上の弾をボムでキューブに変えて、チェーンを繋いだりできるんですね。なかなか奥が深いでしょ。
しかもキューブをたくさん取ればゲージもガンガン回復するので、もう、ボム撃ち放題!(は言い過ぎか)。
なお、ゲームのモードとしては、敵の出現パターンが固定されているパターンモードと、敵がランダムに出現するランダムモードがあります。ハイスコア狙いなら、たぶん「ランダムモード+Bタイプの自機」だろうな。とは思うんですが、僕ではBタイプは使いこなせませんでした。まぁ、ヘタレですから。
ちなみにさっきインターネットランキングを見てみたら、やっぱり「ランダムモード+Bタイプの自機」の方が得点が高い(2億8千万点台前半)ですね。でも、「パターンモード+Aタイプの自機」でも 2億7千万点台後半が出てるんですよ。実はあんまり変わらないとか?
おまけにこのトッププレイヤー達のリプレイは DSi にダウンロードして見られるんですが、いや~上手いもんですわ。つか、すごく参考になります。
もっとも、やり方が分かったところで、その通りにプレイできるわけじゃないんですけどね。でも、それがいいんですよ。
参考までに、僕の最高得点は「パターンモード+Aタイプの自機」でようやく1億2千万点を超えたところです。それでもこのクラスで 205位だったのにはビックリ。てっきり5桁の順位だと思ってましたから。
インターネットランキングに参加してる人って、案外少ないのかもね。
そんなわけで、おそらくほとんどの人が「自力でクリアする喜び」を味わえるであろう難易度でありながら、「スコアアタックに走るとなかなかに手強い」というゲームバランス(ゲームデザイン?)って、ちょっとスゴイかも。
参照リンク
・あぁ無情 刹那(オフィシャルページ)