MAZDA AXELA がフルモデルチェンジしたってんで、ディーラーに見に行ってきました。
まず、パッと見の印象は・・・「顔がプ〇ョーみたい」。なんつうかさぁ、もうチョットオリジナリティを出そうよ。って感じでちょっと残念。
で、乗せてもらったのは、たぶん「20C」ってモデルだと思います。今回のアクセラの売りは、何てったって「i-stop」と名付けられたアイドリングストップシステムです。
ブレーキを踏んでクルマが止まると、エンジンも止まるというアレですね。信号待ちなどでのガソリンの消費を抑えて燃費UP!というわけです。
もっとも、アイドリングストップってだけなら、他メーカーも既に実用化している技術なんですが、マツダのシステムがすごいのは、とにかく始動が早いんですよ。メーカーは「0.35秒で始動!」って言ってるけど、ホントに足をブレーキからアクセルに踏み換える間にエンジンが掛っちゃうんです。これにはちょっとビックリ。
でもって、走りの方はいたって普通な感じ(基準がロードスター&RX-8なもんでスミマセン)。まぁ流石はATと言いますか、エンジンが2000回転以下でもそれなりに走ちゃうんですね。たしかにエンジンを回さなきゃ、燃費は良いわなぁ。
とはいえ、積んでるエンジン自体はなかなかやる気満々なのが、何ともマツダらしいというか。だって
- MaxPower 110kW(150ps) /6200rpm
- MaxTorque 186N・m(19.0kgf・m) /4500rpm
ですからねぇ。このクルマで誰が 6200rpm まで回すんだよ!(笑)。もっとも、このエンジンのおかげで発進時の加速はなかなかのモノでした。
他に面白かったと言えば、車内に燃費計(?)があって、現在の燃費を表示してくれるんですね。ちょっとしたゲーム感覚で燃費走行に取り組むには、いいおもちゃだと思いました。
それにしても、最近のクルマは静かなんですね。エンジン音はもちろん、風切音もロードノイズもほとんど室内に入ってこないのはすごいなぁ(しつこいですが、基準はロードスター&RX-8なのでご注意下さい)。と思う反面、実は物足りなかったりして(笑)。
そんな「もっとホットなクルマはないのか!」という諸氏には MAZDASPEEDモデル が用意されています。車重1450Kg に 264psのエンジンで、パワーウエイトレシオは約 5.5Kg!できればコイツに試乗したかった(って、ムリムリ)。