夢と希望、ありますか? 「夢喰いメリー (1)」
白昼夢とは、現実世界に現れた幻界(夢の世界)。これは現実世界に紛れ込んだ幻界の少女と、他人の夢が視える少年の物語である。
こう書いちゃうと「う~ん、どこかで聞いたような・・・」お話っぽいでしょ。実際、読んでみると「おぉ!」っていうような新鮮味は無いんですけどね。ところが、いいんですわ。これが。
著者の方はこれが初単行本なんだそうですけど、コマの流れとか、見切りとか、もちろんストーリーとか、なかなかしっかりしていて読んでて安心感があります。
あと、クサイ台詞回しがいい!例えば、
ヒーロー | : おとなしく引き返しなさい! |
怪人 | : 生憎と一方通行なんだ。 |
みたいなの。個人的には「BLACK LAGOON」以来かな?いや~、好きなんですよ。こういうの。
お話の方はホントにまだ始まったばかりで、幻界から迷い込んできた少女を元の世界に戻すため、少年は奮闘するわけなんですが、過去に因縁もありそうだし、この先が非常に楽しみです。
その他、特筆すべき点として、少年が下宿している先のおやっさんがとにかくいい。はっきり言って1番キャラが立ってるのはこのオヤジではないだろうか?なんてったって経営してる喫茶店の名前が「STO(すげぇぜ、タチバナの、おやっさんは)」ってんだから、いやはや。
実際、要所要所でオイシイところを持ってってるしなぁ。あなどれん。
喫茶店の名前…で思い出したのが、「みかちゃん」ですよ。 あれです。
RICショップから現在では、Yショップになってるようですね。3月末に久しぶりにあの辺りに行ってみたんですよ。
なんか見た覚えがある的な事を言われました。
Posted by: yohsuke | 05/26/2009 at 06:52
コメント、ありがとうございます。
おぉ!「みかちゃん」とは懐かしいです。
たしかオーナーの娘さんの名前だったと記憶しております。
ところで「なんか見た覚えがある的な事を言われました。」って、一体だれが店に立ってたんだろう?
Posted by: 夢界 | 05/26/2009 at 09:59