年賀状ビジネスはまだまだこれから
今年も残すところ2ヶ月となりました。郵便局で働く方々には今年も年賀状販売のノルマが課せられており、我が家もカミさんの友人のノルマ達成に協力しているわけですが、Webを使った年賀状販促(?)の企画もあるようで、なかなか面白いことになってます。
先ずは mixi とのコラボで、マイミクに年賀状を送ろう!って企画が11月下旬から受付を始めるんだとか。相手の住所や本名が分らなくても送れるってのはSNSならではと言ったところでしょうか。でも11月下旬から受付けて、元旦に間に合うんだろうか?ちなみにお値段は1枚98円、広告入りなら1枚48円だそうです。
お次は So-net のオンライン ハガキ作成の2009年年賀状版サービスが、11月4日から受付開始のようです。僕は知らなかったんですが、「ハガキ作成」って So-net の定番サービスなんですね。ちなみに年賀状の受付は去年もやってたんだとか。料金は、1枚134円~。
最後は年賀状の中面に広告を入れて年賀状代が無料にしちゃおうって企画であります。PCかケータイでWebサイトから申し込めば、切手付きの年賀状が送られてくるんだそうです。これで mixi や So-net みたいに年賀状の作成から投函までしてくれたらもっと使う人が増えるんじゃないかなぁ?まぁ、手書きできるというのはメリットでもありますけど。もっとも、中面に広告の入った年賀状をもらって嬉しいかどうかはナゾですが(苦笑)。
でもこの中面広告入り年賀状って、なかなか面白いと思うんですよ。上記の企画は個人ユーザー向けですが、ユーザーの情報を沢山持ってる企業(ECサイトとかレンタル屋とか)を巻き込めば、郵便局にとっては年賀状の枚数が増えるし、企業にとっては眠っているユーザーの掘り起こしとかできて良さげじゃないですか?年賀状なら通常のDMよりも印象はいいですよね(きっと)。
以上のように、年賀状ビジネスにはまだまだ可能性があるみたいなんですね。だったら郵便局ももっとそっち方面に注力して、局員の販売ノルマをなくす方向に持っていくべきだと思うんですよ。もしくはノルマ達成で特別ボーナス。達成できなくてもペナルティ及び、査定への影響は無しということでどうだろうか。その方が局員のモチベーションも上がると思うんだけどな。
参照リンク
・ITmedia:「mixi年賀状」 住所知らないマイミクに郵送
・マイコミジャーナル:So-net、"はがき購入・ポスト投函不要"の年賀状作成サービス2009年版
・マイコミジャーナル:年賀はがきが無料になるサービス『tipoca』開始 - 世界初の中面広告入り
・[mixi] ミクシィ年賀状
・So-net:ハガキ作成
・tipoca : 無料で送れるお得な情報付き年賀はがき