SS -エスエス-
カミさんが「レンタル屋で見つけたよ~」と借りてきてくれました。かつて僕が SS を読んでたのを覚えてくれてたのね。感謝。
だってねぇ「キリン」の東本昌平の四輪マンガとあっては、チェックしないわけにはいかないでしょう(笑)。まぁ、原作の感想としては「東本昌平ってやっぱり二輪の人なんだ」ってあたりで落ち着いたんですけど(苦笑)。
で、その SS の映画化であります。原作は全9巻で既に完結してるので、どういう風に映画化してるんだろうと思ってましたが、ストーリー的にはコミック9巻をギュ~!っと100 分に詰め込んだ感じ。
おかげで原作でわりとメインだったキャラが単なる脇役になってたり、原作を知らないと「なんでこのキャラをここまで出すの?」と感じる部分もあるような・・・。まぁ、原作を無理矢理押し込んでるから仕方ないのかもしれないけど、各キャラの立ち位置の説明についてはもうちょっとあっても良かったように思います。
ストーリーとは逆に良かったのが配役。最初に主役が哀川翔だって聞いた時は「ヤクザ映画とかに出てた人でしょ。割と細身の印象があるからダイブツにハマるかなぁ?」と心配したのですが。杞憂でしたね。ほどよく丸くなっておられて良い感じでした。
それよりのりピーですよ。のりピー。久しぶりに見ましたけど、年取らんよね。この人も。いまだに可愛いもん。あぁ、のりピー見れたからしばらく幸せかも(バカ)。
あと、脇がいい。ミッキー・カーチス はいかにも胡散臭い自動車屋の社長だし(笑)、歯医者の桑野信義は情けないし(苦笑)。
それとギラ子役のMEGUMIですね。個人的には往年の小泉今日子の演技を見てるみたいで、好感が持てました(つか、かなり好き)。
全体としては、最後まで煮え切らなかった(と思う)原作を上手くアレンジしてまとめてると思います。ただ、「原作を読んでから見た方がいいかも」という思いは強くありますが・・・。あと、オッサンばっかりだし。
参照リンク
・映画「SSエスエス」オフィシャルウェブ
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