「足の裏に魚の目(タコ?イボ?)ができて、歩くのも痛い」と娘が言うので、お医者さんに連れて行ってきました。
足の裏を見せさせると、確かに薬指の根本が直径7mm程度堅くなって2mmほど盛り上がっていました。
お医者さんによるとウィルス性のものだそうで、子供にはよくある症状だそうです。で、大人になるにつれてウィルスへの抗体ができて、皮膚の硬くなった部分も自然と無くなる。そういう類のものなんだそうです。だから、軽度のものだと放置という選択をすることもあるんだとか。
ただ、娘の場合は本人が痛がっているので、切除してレーザーで焼く事になりました。病院によっては、レーザーではなく、液体窒素で焼いたりするそうです。縫うわけではないので膿が溜まったりしないのがメリットなんだとか。
なお、気になるからと言って触ってばかりいると、手に付いたウィルスが別の場所に飛び火したりするんだそうです。娘も既に飛び火済み(ありゃりゃ)。でもそっちはまだ生活に悪影響を及ぼしてないので、今回は放置となりました(後日、薬はもらうんだったかな?)。
幸運(?)なことに治療に立ち会わせてもらったので、ちょっとだけレポートです。
つっても、治療はしごく簡単で、
1、局部麻酔をする(歯医者さんの麻酔と同じモノだそうです)。
2、患部を切除する(見た目以上に深くて、3~4mmはえぐられてました)。
3、レーザーで傷口を焼いて止血。
以上で終わりです。時間にして10分もかかりませんでした。
で、やっぱり興味はレーザー発生装置に向くわけですな(笑)。
見た限りですが、装置には低出力の半導体レーザー(可視、出力:5mW)と高出力のCO2レーザー(不可視、出力:50W)が付いてまして、半導体レーザーで狙いを定めてからCO2レーザーを照射して焼く。って感じです。SF的に言うと、「レーザーポインタでサイティングしてレイガンを撃つ」って感じ?
しかし、知らない間にレーザーも小さくなったもんですねぇ。筐体なんて、TVとかで見る社長さんの椅子くらいの大きさで(高さはもっとありますが)、家庭用コンセントで稼働するんですから。ビックリです。
一方、当事者の娘ですが、「レーザー治療」ってのが、いたくカッコイイ事のように感じたみたいで、治療中に「レーザー見えた?レーザー見えた?」と聞いてくるわ、傷口が焼けて煙が上がると「煙!煙!見えた!見えた!」と大喜び。そうかぁ、キミも「レーザーと聞いてワクワクするようになっちゃった」のね。
このあとは、しばらく週一で通院して傷口のケアをしてもらうんだそうです。プールにも入れるって事なんで、とりあえずは良かったね。娘。