少し考えりゃ、解りそうなものだけど
近年、年に2~3回は食品関係の偽装問題がニュースをにぎわしてるけど、社長の第一声が「従業員が勝手にやったこと。ワシは知らん」ってことが割と多い気がします。もっとも、食品偽装問題に限らず不正が明るみに出た会社の社長ってたいていこう言うんだけど。
でもねぇ、従業員が勝手に不正をするってまず考えられないよね。自分の給料が上がるわけでも、ボーナスが増えるわけでもないのに。逆にバレたら処罰対象になりかねないわけでしょ。ありえないよね。
そう考えると不正なんててトップの命令以外では起こりようが無いのに、なんで従業員のせいにしたがるかなぁ?結局はバレるのにね。
しかもそういう例はこれまでに掃いて捨てるほどあるのに、そういうコメントが後を絶たないところを見ると「自分だけはバレない」とでも思うんだろうか?不思議ですねぇ。
社会に対して責任ある社長なら、もっと漢(おとこ)らしく振る舞ってもらいたいものです。もう、見てて見苦しいったらありゃしない。
こういった所の場合は、自分が助かりたい一心なのでしょうが、多くの従業員を路頭に迷わせないために、末端に泣いてもらうパターンもある訳で…。
でも、後者の場合は、だいたい元から従業員に好かれている社長にしか成立せず、そういった場合は自分からでも泥を被ってくれる人が出てくるってものです。
元から従業員を駒としか考えてない社長は、さらに被害が拡大して悪化してしまうだけでしょう。
Posted by: yohsuke | 06/29/2008 at 22:36
コメントありがとうございます。
う~ん、確かに雇用を守るために末端を切り捨てることはあるかもしれませんが、そもそも「雇用を守ろう」って社長が不正を指示するとは思えないし。
ホントに従業員が自分が楽をするために不正をしたなら、社長は後ろめたい事なんて何も無いんだから、さっさと調査委員会でもなんでも作って独自に事実確認くらいはしますよね。
そもそも会社が不祥事を起こしても社会的責任を取ろうって気がさらさら無いのってどうよ?とか思うのでした。
Posted by: 夢界 | 06/30/2008 at 20:25