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カテゴリー:"コミック"

何という圧倒的なSF感 「ながるるるるるこ」

ながるるるるるこ (まんがタイムKRコミックス)

 久々にコミックを読んで グッ と来たので。

 とはいえ、竹本泉さんの漫画ですから、まぁいつもの通り “変” と言うか、“あれ” な内容だったりするわけですが、この 「ながるるるるるこ」 はちょっとスゴイんですよ。

 何がスゴイって、ストーリーらしいストーリーが無いというね。何かが解決するとか、最後にカタルシスを得るとか、全然ないもんなぁ(褒めてます)。

 お話は、主人公の女の子(るるるこ)が宇宙を漂流したり、トカゲ型宇宙人に捕まって召使にされたり、海賊に襲われたり宇宙軍に助けられたりと、書き出してみると凄く波瀾万丈っぽいんですが、全然そんなことないんですよね。

 「るるるこ」にしても、特に何か目的があるというわけでもなさそうで、状況にただ “流されていく” だけなんですよ。

 おまけに話しごとに時間が前後するもんだから、一応 P.108 で全体の流れが図解されてはいるものの、1回読んだだけではついて行けなかったりします。

 と、こう書いてしまうと 「その何処が面白いの?」 となるんですが、確かに一般的な 「面白い」 とはちょっと違うかもなぁ。でもいいんですよ。と言うか “スゴイ” んです。いろいろと。

 とにかく全編を通して漂う SF感 がもうね、たまらないというか、前々から竹本さんは SF の人だとは思ってましたが、あらためて脱帽しましたね。

いや~、正に センス・オブ・ワンダー ってやつでして、久々に心が洗われました。

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「究極超人あ~る」 限定的に復活!

 本日(11月5日)発売の BIG COMIC スピリッツ に、「究極超人あ~る」 の読み切り新作が載るという情報を事前に察知していた僕は、仕事を定時で切り上げて、そこそこ大きな本屋さんで何とかゲットしてきました。

 でもこれ、最後の1冊だったんですよ。いや~、危なかった。やっぱ、普段より売れ行きが良かったんですかねぇ? つか、そもそも刷り部数も減ってるんだろうなぁ。僕もスピリッツを買ったのなんて何年ぶり? てなもんですから、しかたないね。

 さてさて、お楽しみの あ~るくん ですが、「いや~、もうね、 あ~るくん そのものでしたよ」 といしか言えないような、あ~るくん な内容で、良かったですわぁ。

 それはそれとして、そもそも今回の復活劇ですが、“大震災復興支援協力企画” ということで、細野不二彦を発起人に、8名の漫画家さんが参加されており、その一環として。ということなんだそうです。

 また、今企画参加作品は3月に単行本 「ヒーローズ・カムバック」 として纏められて出版されるそうなので、今回買えなかった人もまだ読むチャンスはありますよ(だからネタバレはしない。キリッ!)。

 なお、復興支援協力の内容としては、必要経費を除いたすべての収益・印税が寄付にあてられるんだそうです。

 ちなみに参加される作家さんは、細野不二彦,ゆうきまさみ,吉田戦車,島本和彦,藤田和日郎,高橋留美子,椎名高志,荒川弘 となっています。また、現在判明しているタイトルは、「ギャラリーフェイク」,「究極超人あ~る」,「伝染るんです」,「サイボーグ009」 の4作品です。あとは何が来るのかなぁ? かな~り楽しみです。

というわけで、これは単行本も買わざるを得ませんなぁ。

(文中敬称略)

俺のこの手が光ってうなる! 「超級! 機動武闘伝Gガンダム (1)」

超級! 機動武闘伝Gガンダム (1)

 機動武闘伝 Gガンダム、ここに復活!

 しかもTVアニメの総監督、今川泰宏氏が脚本を担当。作画は燃える男、島本和彦氏ですからねぇ。これはもう、買うしかないじゃないですか(笑)。

 ストーリーの方はそれなりにオリジナル要素が入っており、TVアニメ「機動戦士ガンダム」に対する、コミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のような位置づけになるのかな?

 ただ、1巻だからなのか、島本氏が脚本を上手く昇華(消化?)できてないからなのかは分かりませんが、島本氏の持ち味であり、おそらく誰もが期待しているであろう、燃え上がる無意味なハイテンションがちと少なめな気が・・・。

 でもまぁ、東方先生が登場された暁には、きっとしつこいほどの男臭さで大暴走してくれるんじゃないかなと、大いに期待しております。

 そういえばTVアニメの方も、東方先生が登場するまではヒドイ評価だったんですが、東方先生お一人の力でひっくり返しちゃいましたからねぇ。

 まぁ、なんてたって、

あの人、素手でガンダム倒してるよ!

ですから。

東方先生、はやく登場しないかなぁ。

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働くって・・・ 「空の下屋根の中」

空の下屋根の中 (1)

 主人公の香奈絵ちゃんは高校を卒業したものの、進学するでもなく就職するでもなく、いわゆるニートになりました・・・。

 って、オィ!

 というところからお話が始まるわけですが、これがまぁリアルというか何というか。「そうだよねぇ」って部分が山盛りだったりします。

 これが「働いたら負け!」とか言ってるようなマンガなら、笑い飛ばして ”ハイ終り” なんですが、香奈絵ちゃんは「今のままでいいのかなぁ?」と悩みながら、「働く」ということに正面から挑んでいきます。

 先に就職した同級生を見て「すごいなぁ」と思ったり、同窓会に出て「今、何してるの?」と聞かれて気まずい思いをしたり、「やりたいことなんて無いよ」と悩んだり・・・。

 周りの人に「やりたい事をやれば?」と言われても、「そんなんあったら、とっくにやってるわ!」みたいな(苦笑)。そういう意味では結構キツイかも。

 でも香奈絵ちゃんは「やっぱり自分はダメかも」とか思いながらも、バイトをしたりハローワークに通ったりしながら、将来を模索していくんですよね。

 まぁ、やれば必ず何とかなるほど甘い世の中ではありませんが、やらないことには始まらないのも事実でして、やってみることの大切さを再認識させてもらいました。

 

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まさかの 「P.S.すりーさん に」

P.S.すりーさん・に (GAME SIDE BOOKS) (ゲームサイドブックス)

 家庭用ゲーム機擬人化マンガの2巻であります。いや~よもや2巻が出ようとは・・・ビックリしたなぁ。

 とはいえ、ドラマCDが2枚も出てたんですねぇ(僕は知らなかったんだけど)。それを思うと2巻が出るのは当然と言えば当然か。

 いろいろ知らないと、驚くことが多いですなぁ。

 しかも何げにキャラ増えてるし。「ごーちゃん(PSP go)」とか「でぃーえすちゃんLL(DSi LL)」とか・・・。一方で、すりーさんは(当社比)20%ダイエットしてるし(笑)。

 しか~し!今回一番驚いたのは竹本泉氏が寄稿されていることでありますよ!。まさに「竹本氏の描くすりーさんが見れるのはここだけ!」であります。

 そして、今開かされる衝撃の事実!(笑)。竹本氏は「はこさん」も「はこまるさん」もお持ちでなかったのだ!!。てっきりゲーム機は全部買う人かと思ってました。だって「FXさん」がいるんだし・・・ねぇ。

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\\やべぇ// 「はるみねーしょん (一)」

はるみねーしょん (1) (まんがタイムKRコミックス)

 かつて「あずまんが大王」のコピーに「笑った人だけ面白い」ってのがありましたが、コイツは「あずまんが大王」以上です。

 お話は、クラスに転校してきた宇宙人(!)のはるみちゃんが、クラスメートのユキちゃん、香樹(かじゅ)ちゃんとカルチャーギャップ(?)をネタにボケとツッコミの日々を展開する。というもの。

 取り立ててキャラがかわいい(萌えな)わけでなく、ストーリーがあるわけでもなく、ひたすらネタ勝負な内容です。

 とはいえ、ボケもツッコミも完全にナナメ上をイッてるので、人によっては「なにこれ?」状態になる危険性「大」かも。

 逆にツボにハマるとこれがもう、抜け出せないと言うか、この脱力感がたまりません。まさに「ハマッた人だけが面白い」なマンガと言えるんじゃないかな。

 ウチの場合、どういうわけか全員がハマッてしまい、家庭内のボケとツッコミが完全にはるみ方向にシフトしちゃいました。やべぇ。

 

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ちょっとスゴイよ 「王様の仕立て屋」

王様の仕立て屋―サルト・フィニート (1) (ジャンプ・コミックスデラックス)

 そもそもはカミさんが買ってきたんですが、すっかりハマってしまいました。

 ストーリーは、イタリアはナポリの片隅に店を開いている凄腕の仕立て屋さん(フルオーダーのスーツ屋さんですな。しかも日本人。)が、お客の無理難題を服を仕立てることで解決していく。というもの。

 僕はスーツをフルオーダーなんて経験はありませんが、着る服ひとつで周囲の見る目や着る人の気持まで変わってしまうってのが、スゴくよく解る(伝わってくる)んですよ。

 しかも蘊蓄満載で余計な知識が身につく身につく(笑)。

 おかげで、これまで着る物に無頓着だった僕が「少しは身成に気を使った方がいいかも」と思うようになったくらいですから(苦笑)。

 しかし、この漫画でホントに舌を巻いたのは「おネェちゃん達」なんですよ。

 この主人公にメインで絡んでくる会社ってのが、女子大生のグループが母体の服飾メーカーなんですが、設定通り出てくるのは女の子ばっかり。創立メンバーだけで12人もいるのに、+αで総勢15人(もっと居る?)ですよ。

 しかも全員が10代後半~20代という年齢設定なんですが、これが見事に描き分けられてるじゃないですか。これにはブッたまげましたよ。ほんとに。

 もちろんストーリー自体もとても魅力的で、累計200万部ってのも頷けます(単行本は現在24巻まで刊行済み)。

 唯一の難点は、読みだしたら止まらなくなっちゃって、ついつい夜更かししちゃうことかな(笑)。

 

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萌え4コマの原点再び 「あずまんが大王 1年生」

あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

 ラノベの始祖を「クラッシャー ジョウ」とするならば、萌え4コマの原点は、やはり「あずまんが大王」でしょう。

 つうわけで(?)「あずまんが大王 新装版 1年生」であります。刊行は小学館からで、ゲッサン(月間サンデー?)にて短期集中連載される「補習編」が収録されるというオマケ付き。

 あわせて既刊に収録されてた分も再構成&加筆・修正が入っております。

 とはいえ、この再構成や加筆・修正は不要だったんじゃないかな?と思います。マンガ家さんの「直したい!」気持ち分らなくはないけれど、やっぱり最初(当時)のがベストだと僕は思うんですね。

 あと、版型が小さくなっててこれも残念。もっとも、「よつばと」と並べるにはいいんだけどね。

 なお、メディアワークス版の「あずまんが大王」も、まだ新刊で流通しているようなので、こちらを買うなら今のうちかも(今後も併売されるとは思えんし)。

 ちなみに「新装版 2年生」は7月、「新装版 3年生」は8月の発売だそうです。個人的には微妙な感じの新装版ですが、「補習編」読みたさに(たぶん)買います。

 

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夢と希望、ありますか? 「夢喰いメリー (1)」

夢喰いメリー (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

 白昼夢とは、現実世界に現れた幻界(夢の世界)。これは現実世界に紛れ込んだ幻界の少女と、他人の夢が視える少年の物語である。

 こう書いちゃうと「う~ん、どこかで聞いたような・・・」お話っぽいでしょ。実際、読んでみると「おぉ!」っていうような新鮮味は無いんですけどね。ところが、いいんですわ。これが。

 著者の方はこれが初単行本なんだそうですけど、コマの流れとか、見切りとか、もちろんストーリーとか、なかなかしっかりしていて読んでて安心感があります。

 あと、クサイ台詞回しがいい!例えば、

   ヒーロー : おとなしく引き返しなさい!
   怪人 : 生憎と一方通行なんだ。

みたいなの。個人的には「BLACK LAGOON」以来かな?いや~、好きなんですよ。こういうの。

 お話の方はホントにまだ始まったばかりで、幻界から迷い込んできた少女を元の世界に戻すため、少年は奮闘するわけなんですが、過去に因縁もありそうだし、この先が非常に楽しみです。

 その他、特筆すべき点として、少年が下宿している先のおやっさんがとにかくいい。はっきり言って1番キャラが立ってるのはこのオヤジではないだろうか?なんてったって経営してる喫茶店の名前が「STO(すげぇぜ、タチバナの、おやっさんは)」ってんだから、いやはや。

実際、要所要所でオイシイところを持ってってるしなぁ。あなどれん。

 

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これぞ真骨頂! 「たがみよしひさ作品集 Ⅰ~Ⅲ」

たがみよしひさ作品集I SF・ホラー 編
たがみよしひさ作品集II ミステリー 編
たがみよしひさ作品集III アクション・ドラマ 編

 たがみよしひさ。といえば年代によって「軽井沢シンドローム」だったり「GREY」or「滅日」だったり「NERVOUS BREAKDOWN」だったりするわけですが、個人的に彼の真骨頂は短編だと思うんですよ。

 で、これまでの短編集に収録されてたり、されてなかったりした作品をブゥワ~!と集めて3冊にまとめたのが、この「たがみよしひさ作品集」であります。収録作品は以下の通り。

1巻収録作品
 ・ DARD
 ・ HERO
 ・ 妄想超人マイナマン
 ・ Dがおちた日
 ・ FIGHTINGエリア
 ・ 収穫の季節
 ・ 終齢幼虫
 ・ 牙"FANG"
 ・ それさえもおそらくは平穏な日々
 ・ それさえもおそらくは平穏な日々 Ⅱ
 ・ それさえもおそらくは平穏な日々 Ⅲ
 ・ 田舎の仮面
 ・ DISIR
 ・ 冥い日曜日
 ・ 満月の夜、人狼に・・・
 ・ この沼でむかし死んだ・・・
 ・ 夢見る少女
 ・
 
2巻収録作品
 ・ なくしたピース
 ・ K.I.E
 ・ DESIRE
 ・ 雨 RAIN
 ・ 雪の降る日は気をつけて
 ・ 疾風迅雷
 ・ 38P
 ・ すんませんけど捕物帖
 ・ サマーバケーション
 ・ 殺さずにいられない
 ・ 蒼天幻想
 ・ 誰かが見ている
 ・ 女房殺人事件
 ・ 滑落の氷河
 ・ 幽霊荘奇譚
 ・ シリーズ穏の領域 紅葉狩
 ・ 雪の風景
 
3巻収録作品
 ・ フェダーイン
 ・ アフリカの太陽
 ・ YUMIKO
 ・ 軽井沢EXPRESSION
 ・ まかいのもりのあかいぬま
 ・ 怒りのルドラ
 ・ オレンジ色の夜明けまで
 ・ 遠い悲しみ
 ・ EYE
 ・ 壊れているか・・・

 まぁ、そのタイトルだけで1冊になってた作品もありますが・・・、気にしないことにしましょう。

 個人的な一押しは2巻に収録されている「DESIRE」ですね。ストーリーはというと、「冷やし中華が食べられないことを逆恨みした主人公が殺人を犯してしまう」という、それだけなんですが、これが実にいい。

 こういった人間の中にある狂気というか、都合のいい思い込みというか発想(妄想?)とか、そういう心の内面の表現(描写)が非常に上手いんですよ。「あぁ、もしかしたら、オレもこうなるかも」みたいな・・・。まさに真骨頂でしょう。

あれ?ところで「依頼人から一言」と「精霊紀行」と「FRONTIER LINE」は?

 

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「たがみよしひさ作品集 Ⅱ ミステリー編」の詳細をAmazonで確認。
「たがみよしひさ作品集 Ⅲ アクション・ドラマ編」の詳細をAmazonで確認。

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プロフィール


  • 書いてる人:夢界 陸

    名古屋在住のおっさん。
    プログラミングやガジェットの話など、 日々の興味を徒然と綴っています。



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    www.mukairiku.net

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